オンラインセミナー 盛り上げ方とマンネリ化回避について

オンラインセミナーやライブ配信の盛り上げ方

今回紹介するのはオンラインセミナーやライブ配信の盛り上げ方やコツ、マンネリ化の対策などについてです。

 

ちょっとした工夫やすぐに実践できるものなどもありますので、これから始める方や初めたばかりの方はもちろん、経験者の方にもお役に立てると幸いです。

 

・統一感を意識する

 

まずは統一感を意識するとよいでしょう。具体的には出演者の背景の色、名前表記の位置などを統一します。背景はシンプルなものが無難です。

そうすることで参加者によけいな情報を与えることを避けられるので集中して参加していただけることにつながり、結果的にクオリティの高い配信につなげることが期待できます。
可能であれば、お名前やタイトルのテロップなども、コーポレートカラーに合わせると、さらに統一感が演出されます。

 

 

・言葉のキャッチボールを意識する

 

配信者として喋らなきゃと思うあまり自分ばかり一方的に喋ってしまうことがあります。ずっと聞いてるつもりの人はよいですが、退屈してしまう方もいらっしゃいます。なので時折簡単な質問を投げかけてみて、チャットなどで答えてもらったりするとよいでしょう。
その結果に触れることで話が広がったり、より盛り上がったりすることが期待できます。
また、アンケート機能を使用し、「はい」/「いいえ」で答えられる簡単な質問をしてみるのも効果的です。時に意外な結果が出たりして思った以上に盛り上がるきっかけになったりすることもあります。

質疑やQ&Aがある場合は、考える時間を配慮して、少し前に「このコーナーが終わったら質問を受け付けます。事前に考えておいてください。」と伝えてみてください。タイミングを計ってイベントをコントロールすることで、間延び感なく進行できます。

各地に支社や拠点がある場合は、参加型を意識してそれぞれの意見を取り入れてみてください。カメラオン、マイクオンで発言することで一方方向感をなくすことができます。

 

 

・スライド作成はシンプルに

 

オンラインイベントなどでスライドを使用する際には見やすさを意識しましょう。
視聴者の中にはスマホで視聴される方もいらっしゃいますので小さい文字をつめこみすぎたり、長すぎる文章になってしまったりすると見づらくなってしまいます。なのでそれをさけるために意識することは、言いたいことを簡潔に書くと言うことです。
また特に伝えたい部分を色分けしたりするのもよいでしょう。


事前に詳細な資料を配布することができるのなら、オンラインで表示するスライドは重要な言葉や文字を大きく表示したスライドを使用し、メインとなる訴求ポイントをしっかりと相手に伝えます。
簡単なことですが、細かな気配りの積み重ねが盛り上がるよい配信に繋がります。

 

 

#ハッシュタグの意識

 

個人で配信を楽しむ場合は、ハッシュタグについても視聴者側の気持ちになって考える必要があります。

Twitterでの投稿を考えた際、ひらがな、カタカナ、英数字などが混在してしまうと、視聴者にはキーボードの切り替え作業が必要になります。

そうすると手間なので毎回ハッシュタグをつける人が自然と増えてしまいますので気をつけましょう。また、内容は短く、他では被らないものにすることを意識してみてください。
内容が他と被ってしまうとせっかくの投稿が埋もれてしまうこともありますので注意が必要です。

 

 

・できるだけ広く構える

 

参加者からの質問がある場合が想定されます。その際に例えば自分はTwitterしかやってないのでTwitterでのみ質問を受け付けますといった状況はあまり好ましくありません。

なので一般的にメジャーなところ、例えばYouTubeのコメントやZoomのチャット機能など複数のコンテンツで受け付ける体制を整えれれるのがよりよいでしょう。Skypeを使用している人も見受けられますね。

 

 

・言葉

 

言葉選び、声のトーンなどにも目を向けて見てください。『えっと〜』、『あの〜』などが多くなってしまうとか視聴者側に自信がなさそうな印象を与えてしまう場合があります。

声のトーンに関しては高い声は明るい印象、低い声は落ち着いた印象を与えます。オンラインでは甲高い声は際立ってしまう傾向がありますので注意が必要です。それを踏まえ、一度録画してみて自分の声の大きさ、高さ、『えっと〜』、『あの〜』はどうなってるかなどチェックしながら練習してみるとよいでしょう。声が高すぎると思うと少し抑えてみるのもありです。

 

 

・マイク位置

 

とても重要ですが、意識していない配信者やオンラインセミナーが多く見受けられます。マイクが口から離れていると、PCのファンの音や外の環境音が入りやすくなります。できるだけ、口元に近づけて使用してください。


セミナーでマイクを使用する場合も、できればハンドマイクとして手に持って喋ってみてください。

◯最後に

 

今回の内容はどれもすぐに実践できるものばかりですが、それが一番大切なことです。特に声、言葉は1番の基本です。

 

オンラインセミナーに限らず、対面での日時会話と何ら変わらないこと、例えば笑顔で話す、はっきり話す、うなづいて相手の話を聞くなどを今一度意識して大切にしましょう。
カメラ越しでも多少のリアクションは伝わります。


普段から意識するだけでできることですので、繰り返しになりますが、今一度基本を見つめ直し、良いセミナーを作っていきましょう。

 

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