【Vimeoってどうなの?】Vimeoから話題のビデオ会議ツールまで徹底解説!
動画配信の場所はどこが良い?昨今の日本ではいわゆる「動画配信サービス」があるサイトが多数ありますが、どんなサイトであれば理想な動画運用ができるのでしょうか。
今回はVimeoという動画共有サイトを動画の配信の仕方からライブ配信、他の動画共有サイトとの比較まで徹底的に紹介しています。
どんな動画共有サイトであれば理想の動画運用ができるのか知りたい方は必見ですよ!
【ビジネス的な活用が最適!】Vimeoで動画配信は合理的!
Vimeoは、2004年11月に開設され、英語圏のエリアにて大変人気の高い動画共有サイトです。
クリエイターがこぞって集まる評価の高い動画サイトでもあり、アーティストや芸術家などの作品がYouTube以上に投稿されている特徴があります。
また、動画共有サービスの中では最も早い2007年にHD画質に対応しているため、高品質な動画配信をできるクリエイター向けのプラットフォームとして評価されるようになりました。
【どっちで配信をするとより良いの?】YouTubeとVimeoの違いは?
そんなVimeoにおいて、動画配信を行うとなると、どのような使い方が適しているのでしょうか。
ビジネス上においての活用するポイントは次の通りです。
- 映像の質が高い
- 動画の設定を細かく決められること
- 動画の公開規約が厳しいこと
- パスワードの設定でセキュリティを向上
- 遅延が少ない
YouTubeは映像の質は「Wi-Fi」などを用いたネットワークの環境によって左右されますが、VimeoはHTML5を用いて動画プレーヤーを構築しているため、動画の読み込みも速く、安定しているのです。
Vimeoでできる動画の細かい設定は次の通りです。
- 動画上に表示させる情報の選択
- 動画の公開範囲の設定(視聴できる人の制限)
- 動画のURLを変更できる
- パスワードを設定できる
など、「動画そのもの」の設定ができることから、URLを知っている人同士での視聴もできるという点は、社内で公開したい場合に合理的ともいえますし、動画の設定を細かく決められる点もYouTubeにはないポイントとも言えます。
実際に比較してみましょう。
YouTubeでの動画の設定を細かく決めるとすれば、
- タイトルや説明の変更
- 登録チャンネルのプライバシー設定
- 動画のサムネイルを追加すること
- 動画の一括編集
- 公開動画の削除
- ステータスを確認
- 収益受け取り
など、動画の設定ではありますが基本的な設定という印象を受けるでしょう。YouTubeの設定で、直接的といえるものは
- タイトルや説明の変更
- 登録チャンネルのプライバシー変更
- 動画のサムネイル
- 動画の一括編集
- 公開動画の削除
など、Vimeoでできる動画の設定とは少し変わってくることがわかりますね。
いうなれば、細かい直接的な動画の設定をしたいというときはVimeoを取り入れると良いということです。
【ビジネスでVimeoを活用!】Vimeoでの動画配信をするメリット
ビジネスの一貫として、Vimeoを活用するなら上げられるメリットとは、次の通りです。
- 広告表示がないためクリエイティブな動画をストレスなく見れる
- 動画のダウンロードもできる
- 公開範囲を詳細に設定できることから限定した共有が可能
- SNSへの配信も可能
- YouTubeと比べてセキュリティでの安心感
などあらゆるメリットが上げられます。YouTubeでは広告の表示があるため、その点だけでもVimeoの方が活用しやすいことがわかりますね。
また、既述にもある通り、公開範囲を詳細に設定できることはVimeoの大きな特徴のひとつです。社内だけで公開するものを設定間違いで危うく公に公開してしまうということも避けられるのであればVimeoを取り入れると社内に新しい風が吹く可能性も高まりますね!
ライブ配信時にパスワードを設定することで、配信者にもセキュリティ対策をアピールすることができます。
一方でデメリットは『無料プランはお試しという位置づけであること』
VimeoはYouTubeと違って「無料」というプランはお試しという位置づけであり、本格的な運用するのであれば有料プランにアカウントの移行をする必要があります。
会員登録を最初にしたときに、すぐに月額会員になるのではなく、最初に無料会員になります。
Vimeoに興味がある場合は、最初無料会員のままで活動し、徐々に有料会員になっていく方法も良い方法といえるでしょう。
無料会員でできることは、
- 週に500MBまでのアップロードで、総容量は5GBまで
(高画質の動画をアップロードしても、1週に1本、ひと月5本となると、無料だと10本の投稿となります) - 無制限の帯域幅のVimeoプレーヤー
- 基本的な埋め込み設定
- 動画の基本統計データ
- 変換された動画ファイルのダウンロード
- 動画のパスワード保護とその他は基本的なプライバシー設定程度
- 1日につき10本のみというアップロードの制限
- 作れるチャンネルとグループはそれぞれ1つずつ、アルバムは3つまで
と、Vimeoを活用したことない場合にはこんなに無料でできるの?と思う方もいるでしょう。ただビジネスで使う場合や、ライブストリーミングで使う場合には全くもって物足りないというようなサービスになってしまうのです。
また、既述にもあるように、総容量は5GBになるため、1本500MB程度の動画をあげると2か月弱の活動にもなります。そのためビジネスで運用する場合には、物足りなく感じてしまい、動画をアップロードしたい本数によってプランを決めて運用する必要があるのです。
【Vimeoで動画配信をするなら?】Vimeoでの動画配信をする流れ
VimeoではYouTubeと一味もふた味も違う動画配信が出来ます。
- 動画をアップロードする方法(YouTubeと同じ)
- 動画をVimeoで作る方法
- ライブ
- スクリーン録画(PPTを動画にしたい場合に使える方法)
以上のそれぞれ4つです。今回は動画をVimeoで作る方法を元にひとつずつ流れを解説しましょう。
1|ビデオメーカーを選択し、テンプレートで動画を作成
まずはビデオメーカーを選択して、テンプレートで動画を作成します。真ん中の「動画を作成」をクリックしてください。
クリックすると、数々のテンプレートが表示されます。投稿したい動画の雰囲気に合うようなテンプレートを選択してください。
※テンプレートがいらない!という場合は、「最初から作成」をクリックすることで、真っ新な動画を作成できますよ!
2|準備したの写真を、テンプレートに当て込みましょう
テンプレートを選択したら、それぞれの写真の部分に自前の写真を差し込みます。
太枠を最初にクリックすると、写真と動画を追加するポップアップ画面が出てきます。
細枠のGoogleフォトや、アップロードをクリックして、自前の写真を入力しましょう。Proの登録が済んでいれば、ストックの活用もできますよ!
※ブランドページを増やす場合には、ビジネス版を購入する必要があります。
3|作成できたら右上の保存とプレビューをクリックして公開!
プレビューをクリックすると、自動で色補正やコンテンツ対応のグラフィックス、背景の効果も追加してくれます。
つまりデザインを考える必要なく写真を挿入するだけで、おしゃれ(見てもらえるよう)な動画を作れるのです。
動画の上あたりに鉛筆マークが見えますね。編集をしてタイトルを入力しましょう。
無料の場合は、公開の設定は細かくできないため、ビジネスで利用する場合は注意が必要ですね。アップグレードが必須ともいえるでしょう。
しかし、ソーシャルメディアへの動画投稿は、無料でも可能です。
YouTubeやFacebookなど、日本でも多く活用されているSNSへの接続もできるため活用してみましょう!
Vimeoで配信をするときの環境準備
Vimeoを使って配信をするのであれば、まずは「無料から有料へのアカウント移行」です。
無料だと何かと制限されるため、有料にアカウントを移行し、ストレスなく投稿、動画の運用をしましょう。
また、写真や動画など自前で用意できるものは用意しておき、オリジナル要素を加えた動画を公開できるようにしてください。
Vimeoは著作権など、オリジナル性のないものには厳しく公開が出来ないこともあります。クオリティの高いとまではいきませんが、「オリジナル性の強い」という意味ではYouTubeに比べると、求められる度合は高いため、要注意です。
【他の動画配信と比較】Vimeoでのライブ配信をする違いは?
Vimeoは動画配信サイトであるのと同時に、ライブ配信もできるサイトです。他の動画配信サイトでのライブ配信の違いは、次の通りです。
- Vimeo Premiumのプランを契約する必要があること
- 配信ソフトウェアを別途設定する必要があること。
- Zoomとの連携もできるため安定したウェビナーが開けること
など、さまざまです。企業コンテンツとの相性も良いため、ライブ配信には最適といえるでしょう。
動画配信サービス | 参加可能人数 | データ通信料 画質や音質 | 有料プランの費用 | Zoomなどの連携 |
YouTubeライブ | ほぼ無制限 | 2.1GB以上 | かからずに ライブ配信可能 | 可能 |
Vimeoライブ | 1時間1GB | ライブ配信は有料プレミアムプランは7500円/月 | 可能 | |
Microsoft Teams | 300名までライブイベント機能を活用すれば、10,000名まで | 870円から | 可能 |
エンコーダを使用した配信【RTMPS接続】をする場合は、ATEM Mini pro を使用することが多いと思います。以前のバージョンではATEM Software Controlの出力項目、配信サービスにはVImeoが含まれておらず、Streaming.xmlのXMLファイルに手動でRTMPS URLの追加が必要でした。しかし、現在の最新バージョンではデフォルトでVimeoが選択できるようになったので、扱いが飛躍的に向上しています。
また、Vimeoのライブ配信はエンコーダ配信とウェブカメラ配信の切り替えに、ストリームキーの変更が不要です。これは、万が一直前でATEM Mini proなどのハードウエアエンコーダを使用した配信に、有線LAN接続が使えない事態になっても、ウェブカメラ配信を選択することで、とりあえず720Pで配信が行われ、放送事故をなくすことができます。ただし、その為にはコントロールするパソコンがWi-Fiに接続されていることが前提です。
ウェビナーを開きたいとき、動画の運用をしたいときには、特に迷ってしまいがちですが、ライブ配信できるサービスを比較する場合は、
- 参加可能人数
- データ通信料
- 有料プランの費用
- 他サービスとの連携
以上の4点を比較してみると自社に合うサービスが見つかりますよ。
まとめ|ウェビナーを行うならVimeo+Zoom!
ウェビナーを行う場合や、ビジネスで用いる場合はYouTubeよりも動画の細かい設定から、ライブの設定も可能なVimeoライブと、誰でも活用したことがあるZoomを活用することによって、視聴者が視聴しやすい環境を提供できますよ。
わからなくなった場合にはぜひ一度、ライブ配信のサポートも行っている弊社に相談してみませんか?